windows server 構築メモ(Remote App, Active Directory)

複数のデバイス使っているとブラウザで開いている内容を共有したくなるので、 windows serverのRemote Appを使えばいいんじゃないかと思った。

こんな感じ f:id:smitch:20180708151301p:plain

Remote Appだとブラウザのウィンドウだけ表示できるのでちょうどいい。

とゆうわけで、RemoteAppサーバを構築したのでメモ。

windows update

クリーンインストールwindowsから構築する場合はまずupdateする。

updateせずにactive directoryサーバをインストールすると再起動した時にブルースクリーンになった (自分の環境はVPSなので、環境によると思いますが)

どういうことかわからないけど、updateで解決したので間違いないと思う。

3回くらいupdate->再起動を繰り返す必要がある。

これにはまって、3回windows serverを再インストールした。。。

Active Directory構築

Remote Desktopサーバだけなら必要ないのにRemoteAppサーバの構築にはActive Directoryが必要になる。

役割と機能の追加からActive Directory機能を追加する。

今回はインターネットからアクセスするのでドメイン名を安易にexample.localとかに設定すると後々面倒になるので注意。

ad.example.comとか、自分の持っているドメインサブドメイン)に設定すること。

ドメインを取得していなくても使う方法もあるみたいだけど、今回は正当なやり方で設定する。

RemoteAppサーバ構築

こちらも役割と機能の追加からインストールする。

ウィザードにしたがってボタン押していけばOK

あとはRemoteAppで利用するアプリをコレクションに設定する。

この時点でサーバ上のブラウザからhttps://localhost/rdwebにアクセスしてRemoteAppが使えることを確認するといい。

dns record

ad.example.comでADのドメイン名を設定した場合は<host名>.ad.example.comのレコードを登録する。

これで外部からアクセス出来るようになる。

感想

Active Directoryが必要っていうのがちょっと手間ですね。。。

あとipadでアクセスするときはドメイン名¥ユーザ名よりもユーザ名@ドメイン名にするほうがいいです。 (¥って機種依存文字だからApple系で扱うと思いがけずハマったりする。。。)

RemoteAppって実質的にRemoteDesktopと変わらないというかスタートメニュー抜きのRemoteDesktopみたいな感じですね。

動作が軽いといいなと期待してたんだけど、正直あまり変わらないというか、むしろ余計な機能追加したせいでサーバが重くなってる感すらある。。。

VPSの最低プランを使っているから贅沢は言いませんが。

そして、ユーザの登録もADからじゃないと出来なくなるので、運用の手間も増えます。

あと、RemoteDesktopは出来ないが、RemoteAppは接続できるユーザ設定が出来るみたいなんですが、どうもうまく出来ませんでした。 (ログイン時のスクリプトとして、ログアウトコマンドを指定するってやつです。どちらもログアウトしてRemoteAppも出来なくなりました)

クライアントがwindowsだと違ったりするんですかね。

構築は出来たので使い道を探っていきたいなと思います。